107日目
8月24日(日)
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
→ 川平 → 米原 →
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
本日の走行距離
トータル走行距離
晴れ
57.4Km
5970.8km
今日の日記「石垣島自走紀行 第一回」

YH八洲旅館では、AM7:30から食べられる朝食サービスと、PM8:30から宿泊客やヘルパーさんが集まって、サービスの泡盛とお菓子を頂きながら談話する泡盛タイムが楽しめるのだ。しかもその後には、おばあが石垣の民族衣装を着せてくれて記念撮影までしてくれるという至れり尽くせりぶりで、集まってくる宿泊客はリピーターが多い。皆、おばあやおじいやヘルパーさんの人柄や居心地の良さに惹かれてやって来るのだ。みなさんも沖縄の石垣島に寄る事があれば、YH八洲旅館を訪ねてみてほしいんだな。連泊すれば連泊するほど、良さが分かってくるんだな。
石垣島一周は130km位あると、ロードスポーツタイプ自転車に乗って先に周ってきた“にいにい(おにいさん)”が、言っていたので、オイラは朝食を食べて日記を書いた後、すぐに石垣島を半周くらいしてこようと走り出した。
す、すごい・・・。初めて見る沖縄(石垣島)のトロピカルで灼熱で紺碧な風景を堪能しながら、オイラはけっこうアップダウンが激しい石垣島をゆっくりと左回りで回った。マンタが見えるかもしれない“川平湾(かびらわん)”付近に、紅いもソフトクリームを売っているとの情報を入手していたオイラは、探して走ってみた。
川平湾近くに来ると、道の角に“素泊まり1500円 ヘブンリーブルーこちら←”の看板がくくり付けられていた。オイラは紅いもソフトを売っているお店の名前をブルーと聞いた気がしたので、そちらへ行ってみる事にした。お店の前にたどり着くと、そこには石垣島な宿“へブンリーブルー”と書かれた看板の下に、食事のメニュー表が掲示されていた。オイラはまじまじと紅いもソフトが無いかメニューを見ていると、中からハイカラな衣装を着た白いひげのおじさんが現れた。紅いもソフト屋さんで無い事を知ったが、ちょうどお昼をまわっていたので、そのままランチを頂く事にした。
ヘブンリーブルーのオーナーさんは、スーパーセブンとオープンの黄色いジムニーを駆る、豪快で熱い性格に沖縄(八重山諸島)の自然を愛ている漢(おとこ)だった!ヘブンリーブルーは、オーナーさんが川平に立ち上げたドミトリー&パスタ屋さんで、素泊まりは1500円、2食付で3000円という劇的な安さと、女性に優しい宿をうたっているのだ。オーナーさんの人柄と、裏の畑で作っている無農薬野菜を使ったパスタやサラダをじっくりと堪能したいものなんだな。オイラは、旅の頑張りにと、自家製ピーチシロップをかけたアイスクリームをサービスしていただいた。
へブンリーブルーのオーナーさん、本当にありがとうございました。今度、石垣島に来た時には、宿泊しますので語り合いましょう。
写真を取らせていただいて、お礼を言って出発したオイラは川平湾の公園で無事、紅いもソフト(美味かった)を食べて、キャンプ場やシーサーの焼き物屋さんが楽しい“米原”を周り、石垣島の中心部を通 ってYH八洲旅館さんへ戻った。あとの右半周は後日、じっくりと堪能するんだな。

今日のスペシャルサンクス ユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)のトミィさん・ヨシザワさん・ケイジンくん・おじい・おばあ・宿泊客のみなさん
川平湾
ヘブンリーブルー
ヘブンリーブルー
オーナー
サトウキビ畑
   
パイナップル
ドラゴンフルーツ
石垣の風景
   
今日の体重(体重計により誤差あり)/出発時77kg
72kg
今日の買い物
飲み物
\400
昼食(シーフードトマトソースパスタ レギュラーサイズ)
\600
おやつ(紅いもソフト・アイスクリーム)
\520
夕食(フーチャンプル弁当・ポークたまごおむすび)
\430
YH八洲旅館宿泊料
\2,600
小計
\4,550

108日目
8月25日(月)
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
→ 竹富島 →
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
本日の走行距離
トータル走行距離
晴れ
0Km
5970.8km
今日の日記「竹富島の水牛車でGO!!」

今日は、八重山諸島の一つ竹富島の“竹富観光センター”に、オイラの友人“安井”さんの友達の旦那さんが勤められているという事で、紹介してもらって水牛車に乗せてもらう事にした。竹富島は、離島船桟橋から出る船に乗って10分位 揺られていると着いてしまうという、石垣島からかなり近い場所に浮かんでいる島で、島の周囲は3時間くらいで歩いて回れてしまう人口300人の小さな島なんだな。しかもココはヨーロッパのどこかの街と同じで、その景観や建物の形は住んでいる人といえども勝手に変えてはいけないという、“伝統的建造物群保存地区”に指定されている。なので、今でも昔ながらの沖縄の建物や町並みを観光し、体験する事が出来るんだな。
オイラは竹富島に着くと、岸壁一面に待っている宿泊施設や観光案内屋さんの車の中から、竹富観光センターの無料送迎車を探し出し、友達の友達の旦那さん“中村”さんが待つ水牛車乗り場まで送ってもらった。
“中村”さんは、内地(本州)の大手電気メーカーで11年ほど勤められ、以前から住みたかった竹富島に今の仕事を見つけて移住してしまったという方で、そんな“中村”さんが乗ってガイドをしてくれる水牛車の先頭に乗せてもらい、団体のお客さんと一緒に約40分間、竹富の町を案内してもらった。
珊瑚を積み上げて出来た塀の間をゆったり、ゆったり、ガラガラガラガラと子供が歩くくらいのスピードで、水牛さんに引いてもらいながら竹富の歴史や生活、伝承や“中村”さんの奏でるサンシンの音色、歌やセミの声を聴いて回った。
これは、オイラが説明するより、個人個人感じるモノや聞こえてくるモノや見えるモノが違うと思うので、実際に竹富島に行って体験してみてくださいなんだな。島には綺麗なビーチや雰囲気の良い商店・食堂もあるので、1日泊まってゆったりして、いろいろな人と出会い、満天の星空の下で語り合ってくださいね。
“中村”さん、本当に親切にしていただいてありがとうございました。そして竹富観光センターの皆様と水牛さんありがとうございました。竹富観光センターの事や水牛車観光や竹富島の事をもっと知りたい方は、竹富観光センターのHP(http://www5.ocn.ne.jp/~taketomi/)を覗いて見てください。
そしてYH八洲旅館へ戻ったオイラは、人数が少なかったけれど泡盛タイムに参加するのであった。

今日のスペシャルサンクス ユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)のトミィさん・ヨシザワさん・ケイジンくん・おじい・おばあ・宿泊客のみなさん
竹富島へ
中村さん
水牛とオイラ
水牛ちゃん
竹富の風景
   
なごみの塔
竹富の風景
今日の泡盛タイム
   
今日の体重(体重計により誤差あり)/出発時77kg
73kg
今日の買い物
昼食(おむすび×2)
\220
飲み物
\320
おやつ(アイスクリーム×7)
\420
竹富島渡船料(往復)
\1,100
夕食(あさひ食堂のとりから揚げ定食)
\550
YH八洲旅館宿泊料
\2,600
小計
\5,210

109日目
8月26日(火)
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
→ 石垣島 右回り →
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
本日の走行距離
トータル走行距離
晴れ時々曇り
82.7Km
6053.5km
今日の日記「石垣島自走紀行 第二回」

オイラは、AM6:30には起床して、AM7:30から始まる朝食タイムまで日記を書いている。しかし、その1時間ほど前からヘルパーさんが起きてその朝食の支度をしてくれているのだ。夜は12時くらいまで泡盛タイムの片付けや明日の朝食の下ごしらえをしているのに、“トミィ”さん・“吉沢”さん、本当にありがとうございます。頭が下がる思いでいっぱいです。“おばあ”・“おじい”もありがとうございます。
今日は、漫画“光るの島”のモデルになった鳩間島(はとまじま)に行ってみようと思っていたのだが、日帰りはよろしくないという事で、次回来た時の楽しみに取っておいて、石垣島北部にある明石という集落の豚肉料理が美味いといわれる明石食堂情報をゲットしていたオイラは、走り残していた右半分の石垣島を自転車で走る事にした。
北海道と石垣島(ごめんなさいオイラはほとんど石垣島で過ごしている為、沖縄は石垣島しか分からないんだな)を比べてみると、気候風土や歴史など、生きている条件が違えば、当然生活の違いは大きくなる。
北海道は暑い夏が少なく、冬はマイナス10度〜30度にもなり、何mも雪が積もるので、農作物は雪が降り始める前に全てを終わらせておかなければならない。一方、沖縄(石垣)は夏の日差しが強く、長い期間暑い乾燥の時期が続く。そして沢山の台風が、さえぎる物があまり無い島へ強い勢力のまま上陸してくるので、新幹線から顔を出して受けるくらいの風と雨が吹き荒れるのだ。農作物は、暑さや台風等に強い作物(サトウキビ等)を除き、秋から春くらいまでに作ってしまうらしい。
家の作りも、北海道は寒さに対応する為、玄関や窓は全て2重になっていて、日差しが入りやすいように窓が大きく、雪が積もらない形の屋根が多い。沖縄(石垣)は台風にさらされないように低い家が多く、風が家の中を吹き抜けて涼しくなるように窓が大きいか、壁全体が雨戸になっていて取り外しが出来るようになっている家がある。
そして、北海道にある商店は内地(本土)の田舎によくある個人商店に似ているが、沖縄(石垣)の商店はどこか独特で、昭和40〜50年代の懐かしい感覚と、見た事も無いフルーツや食べ物を売っているので、異国的な雰囲気を漂わせている。特に惣菜や手作りおかし、アイスクリーム(沖縄は当たりつきが多い!)の30円ソーダアイスやミルクバー60円(当たりつき)、きなこもちアイス60円(当たりつき)など、珍しい物からノスタルジックな物まで、お目にかかれてしまうんだな。
そして動物植物は、北海道にネコとゴキブリと蛇を見ないのに対して、沖縄(石垣)はなんだか良くわからない南国の植物やトロピカルな花が咲き誇り、船からはとびうおを沢山見る事が出来る。
同じ日本なのに全然違う。こんな違いをオイラに見せてくれる旅は、やっぱり最高なんだな・・・。しかし、今日のオイラは最低なんだな。暑さで意識が朦朧としていたのか、明石寸前で道を間違えて、前回走った左半分の道を逆走して石垣へ帰る道を進んでいたんだな。・・・ぐおー!なんてこったい!!
引き返す余裕も無いオイラは、仕方なくYH八洲旅館まで戻るのであった。

今日のスペシャルサンクス ユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)のトミィさん・ヨシザワさん・ケイジンくん・おじい・おばあ・宿泊客のみなさん
トミィさん
無人の露天
石垣の風景
石垣の風景
記念写真
       
記念写真
       
今日の体重(体重計により誤差あり)/出発時77kg
72kg
今日の買い物
昼食(ハンバーグランチ・沖縄ぜんざい)
\1,100
飲み物
\400
夕食(タコライス)
\320
YH八洲旅館宿泊料
\2,600
小計
\4,420

110日目
8月27日(水)
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
→ 石垣島 右回り →
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
本日の走行距離
トータル走行距離
晴れ時々曇り
0Km
6053.5km
今日の日記「石垣島自走紀行 外伝〜リベンジ編〜」

今朝、ヘルパーのヨシザワさんとケイジンくんが、本業(船乗り)の関係でYH八洲旅館さんを去って行った。ヨシザワさん、ケイジンくん、色々とタメになる話や漢(おとこ)な話しを聞かせてもらってありがとうございました。またいつかどこかでお会い致しましょう。
今日も日記の進行具合(溜め過ぎた!)を考えると、あまり遠くへは行かれないんだな。なので昨日のリベンジに、バイクをレンタルして明石食堂へ行って来る事にした。途中までは2回も通 った道なので、流石にまた自転車で行く気にはなれなかったのだ。
オイラは、YH八洲旅館さんの朝食サービス(メニューは、モチモチした美味しいご飯に味噌汁、2種類のさつま揚げみたいなモノと野菜サラダ、さらにデザートのパイナップルとグァバなんだな)を頂いてからAM10:00まで日記を書き、レンタル屋さんで50ccのホンダスーパーカブを借りて、石垣島の北端に位 置する集落“明石”まで颯爽と走り出した。
他の島の事はよくわからないが、八重山の島々には車・バイク・自転車のレンタル屋さんが多く営業している。さすがに離島まで自分の愛車を持ってくるのは、お金も手間も危険も大きいし走る場所も少ない。レンタル屋さんが繁盛するわけだ。しかし、腑に落ちないのは、バイクのレンタル料金が車のレンタル料金に比べて割り高だという事だ!確かにバイクの保険料の方が高くなるのは分かるが、しかし、1000cc位 の車を1日借りるより200ccくらいのバイクを借りた方が高いとは、・・・とほほ、なんだな・・・。でもでも、石垣島を心地よく廻ろうと思われる方には、絶対バイク(50ccがよろしかろう!)がお勧めです。断然、爽快で気持が良いです。自転車は、夏の暑さと長距離に慣れてない人だと地獄を見る事になるので、短距離か夏以外がいいでしょう。
やはり50ccのカブにして正解だった。自転車では、あんなに汗だくになり痛い陽射しを浴びながら走っていたのに、カブだと、一転して風が気持ち良く、陽射しが気にならなくなり、しかもトコトコと走っているので、景色やお店の案内板や道端の小物まで、色々なモノを見て廻る事が出来た。オイラは“ぼくの夏休み”といった感じの、青い海や綿菓子のような雲や奇妙で楽しい形の山々を眺めながら、昨日、間違えて左に行ってしまった分かれ道を真っ直ぐ走り、明石入りに成功した。
明石食堂(月・火休み)は、分かりやすい場所に建っていた。オイラはソーキソバにしようか?定食にしようか?と迷ったが、結局大好物のカツ丼を頼んでしまった。もぐもぐもぐ・・・うむ、確かに豚肉(カツ)は美味い!が、残念!カツ丼は本土でも食べられる・・・定食にしておけばよかったなあ。でも、リベンジして良かった!石垣島北部の半島は、北海道を思わせる壮大な地形に、サトウキビやパイナップルの畑、宿泊客の“ナオコ”さんに教わったサビチ洞(鍾乳洞を抜けると青い海が!2mのウナギが!)等、楽しい場所だったんだな。オイラは、またいつかじっくりと遊びに来てやると心に誓いながら、トコトコとYH八洲旅館へ帰っていくのであった。

今日のスペシャルサンクス ユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)のトミィさん・おじい・おばあ・宿泊客のみなさん
石垣の風景
石垣の風景
サビチ洞
サビチ洞
サビチ洞
     
サビチ洞の向こう
サビチ洞の向こう
     
今日の体重(体重計により誤差あり)/出発時77kg
73kg
今日の買い物
飲み物
\400
おやつ
\180
昼食(念願の明石食堂のカツ丼)
\600
夕食(あさひ食堂のとりから揚げ定食)※サービス日で50円OFFだった
\500
お土産
\6,000
50ccスーパーカブ4時間レンタル料(燃料代込み)
\2,110
サビチ鍾乳洞
\700
YH八洲旅館宿泊料
\2,600
小計
\13,090

111日目
8月28日(木)
石垣のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)
→ 海の上
本日の走行距離
トータル走行距離
晴れ時々曇り
0Km
6053.5km
今日の日記「さよなら石垣島、ありがとうユースホステル八洲旅館の皆様」

今日は、内地(本土)へ帰るフェリーへPM5:00位に乗らないといけないので、チェックアウトはAM10:00なのにYH八洲旅館のヘルパー“トミィ”さんに頼んで、PM4:00まで日記を書かせてもらった。さぞかし掃除の邪魔になっただろうと思うのだが、トミィさんはいつも通 り元気な笑顔で、大丈夫と言ってくれた。
トミィさん、早朝から深夜まで本当にお世話になりました。“ダイエット”もいいけど体に気を付けてくださいね。帰り際にお友達になれた面 白い“フミ”さん、次期ヘルパーで鳩間島(光るの島のモデルになった島)の事を教えてくれた“ナオコ”さんと一緒にまた岡山へ遊びに来てください。きび団子買って待ってます。
そしていつも笑顔で接してくれて民族衣装の着付けをしてくれた“おばあ”、別 れ際に「沖縄から・・・」と頂いたサーターアンダギー2袋は、帰りの船の中で、同じ部屋になった人達と一緒に美味しく頂きました。その中の中国人のおねーさんは、中国にも同じようなお菓子があるよと言っていましたよ。世界は広いようで狭いですね。おばあの沖縄心は忘れません。
それから神出鬼没な“おじい”、あまりお話しをしなかったけれど朝食のグァバをありがとうございました。美味しかったです。お体に気を付けて。
そして、元ヘルパーの“ヨシザワ”さん、ずっと思っていたのですが、宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長に性格も声も職業も良く似てましたね。YHの宿泊者たる心得を教えて頂いてありがとうございました。漢と書いてオトコと読むのが相応しい、船乗の“ケイジン”くんと一緒にまたどこかでお会い致しましょう。
そしてそして、オイラが宿泊中に出会った、大学、人生の旅、ダイビング講師の試験、休暇、観光など色々な目的で来られていた皆様。楽しかったです!ありがとうございました。また、いつか、どこかでお会い致しましょう。
こんなに沢山の楽しい人達が集まる、ユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)さんは、1泊2600円(朝食・お茶・泡盛タイム・民族衣装を着て撮影会・シャワー付)で泊まれます。今、YHは会員になって無い人でも泊まれますので、皆様も石垣島に寄った際は、是非宿泊してみてくださいなんだな。ゆったりじっくりと連泊されるのがお勧めなんだな。
注)上記は現在の料金とサービス内容なので、内容を確認してから予約をして行ってください。
オイラは、鹿児島行きフェリーの2等船室(雑魚寝部屋で1人に毛布が1枚付いていて1部屋12人位 寝る事が出来る)に素早く乗り込んで、自分が寝る場所を(四隅が一等地だ!)確保して、楽しかった事を思い出しながら石垣島を後にした。しかし、書いても書いても日記が今日現在まで復帰しないんだな。やはり、旅は急ぐとロクな事にならないんだな。とほほ・・・。

今日のスペシャルサンクス ユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)のトミィさん・おじい・おばあ・宿泊客のみなさん・帰りの船で同じ部屋になったおばさん・フェリーの中で出会ったドカティ乗りのおにいさん
 
八洲の前で
さらば石垣島
夕焼け
2等船室
今日の体重(体重計により誤差あり)/出発時77kg
73.5kg
今日の買い物
昼食(カップラーメン)
\160
飲み物
\250
おやつ
\160
夕食(ゴーヤチャンプルー弁当)
\360
お土産(送料込み)
\2,800
琉球海運の那覇行きフェリー2等船室運賃(自転車込み)
\8,580
小計
\12,310

112日目
8月29日(金)
海の上 → 沖縄県の那覇港 → 海の上
本日の走行距離
トータル走行距離
晴れ
0Km
6053.5km
今日の日記「那覇でも日記を書きましょい パートII」

AM7:00、再び那覇港のフェリーターミナルに戻ってきたオイラは、次の乗船時間まで日記を書く事にした。しかし前回入港した8月22日に、朝から晩まで日記を書いて那覇の街に一歩も出る事ができなかった事を思い出したオイラは、折角だからと表の大きな道路を2kmくらい走ってコンビニで朝食を買い、またフェリーターミナルへ戻った。
少ししか見る事が出来なかったが、那覇の街の印象は、アメリカンチックな南国都市といった感じだったんだな。ああ、時間の都合が無ければ沖縄本島も回って、もっと色々なモノを見て感じて楽しむ事が出来るのに!と思いながら、またオイラは周りの人の目も気にせずに日記を書き続けるのであった。
夕方、再び乗船したオイラは、那覇のターミナル内におばさんが売りに来ていた“さば弁当(量 は多いし安いし美味いしで大満足)”を食べてから、また黙々と日記を書くのであった。昨日、サーターアンダギーを勧めると、逆に手作りチャーハンをくれたおばさんと2人のお孫さんは那覇で降りてしまったらしく乗っていなかったが、昨日、話しをしていてオイラが泊まっていた石垣島のユースホステル八洲旅館(やしまりょかん)へ、数日違いで泊まっていたと判明した”ドカティ(バイクの外車)乗りの面 白いおにいさん”はまた同室になった。
PM10:00、日記を書きながら夕食のカップラーメンを食べていると、鬼気迫る日記生活を見かねてか、フェリー内の炊事場に勤めるおじさんが「にいさん、そんなんじゃ腹がいっぱいにならんじゃろう」と、声をかけてくれてご飯を持ってきてくれたのだ。美味しかった。海の上でも嬉しい出会いはあるんだなぁと感動した。

今日のスペシャルサンクス フェリーの中で出会ったドカティ乗りのおにいさん・琉球海運フェリーの炊事場のおじさん
     
さーたーあんだぎー
船上の風景
今日の体重(体重計により誤差あり)/出発時77kg
74kg
今日の買い物
朝食(ポークたまご油みそおむすび)
\180
飲み物
\440
昼食(さば弁当)
\400
夕食(カップラーメン)
\170
明日の朝食(具志堅人参パン)
\320
80円切手×4
\320
琉球海運の那覇行きフェリー2等船室運賃(自転車込み)
\15,300
小計
\17,130

113日目
8月30日(土)
海の上 →
鹿児島市本港新町のビジネスホテル
本日の走行距離
トータル走行距離
晴れ
0Km
6053.5km
今日の日記「鹿児島着→日記行き」

琉球海運のフェリー“わかなつ おきなわ”に乗って鹿児島港へ着いたオイラは、ドカティ乗りのおにいさん(赤バイク野郎さん)とお別 れし、日記のタイピングが出来そうな場所を探した。すると、上陸した場所から少し走った場所に、電源がほとんど見当たらないものの、AM6:00〜PM8:00まで営業していて、快適なソファーや冷房、売店や食堂に情報源(TV・パンフレット・地図)など、至れり尽くせりの環境が整った“北埠頭フェリーターミナルビル”が建っていると分かった。
おっし!ここをベースに、日記を書いたり鹿児島県内を走り回ったり・・・と考えながら、ターミナル内のパンフレット置き場で屋久島ツアーの情報を見ていると、どこかで見覚えのある、体格の良いおにいさんと目が合った。・・・ああっ、そういえば那覇→鹿児島のフェリーで相部屋になった人の中にいた人だ。と、気付いたオイラは、ここで再び会ったのも何かの縁と、声をかけてみる事にした。
屈託の無い笑顔で、貞包(さだかね)と名乗られたその方は、戦時中に貞包さんのおじいさんが残された軌跡をたどって、南大東島まで旅をされた帰りだと語ってくれた。すごいっ!世の中にはこんな漢(おとこ)もいるんだなあと感心したオイラも、自転車で日本放浪中のぱっくん編集部員だという事を打ち明け、オイラのぱっくんぽっけと貞包さんのメールアドレスを交換した。あまりお話しをする事は出来なかったが、メールの約束をして電車で家まで帰る貞包さんと「また、いつかどこかでお会い致しましょう」とお別 れした。
船の入出航時間に合わせて増えたり減ったりする人々を横目に、ガシガシガシとオイラはひたすらタイピングし続けていたが、夕方になってとうとう電池が無くなってしまった。そして大量 の画像も送らなければいけないと言う事で、近くに安いビジネスホテルを探して泊まる事にした。しかも、懐も寂しくなってきたぞ・・・。

今日のスペシャルサンクス フェリーの中で出会ったドカティ乗りのおにいさん(赤バイク野郎さん)・南大東島帰りの貞包さん
赤バイク野郎さん
鹿児島港
鹿児島港
貞包さん
乗ってきた船
今日の体重(体重計により誤差あり)/出発時77kg
74kg
今日の買い物
朝食(パン)
\200
飲み物
\420
おやつ
\200
昼食(サンドウイッチ・おにぎり)
\300
夕食(カップラーメン)
\150
明日の朝食(カップラーメン・パン)
\370
ビジネスホテル宿泊料
\3,300
小計
\4,940

今週の出費
今週の出費
\61,650
前週までの出費
\493,895
出費合計
\555,545

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