・・・もしも、こちら側の世界につまずいてどうにもならなくなったのなら、”こころ”のドアを開けて一歩を踏み出してみませんか。

旅人になる為には命をかけなくてはなりませんが、無駄に死んでしまうくらいならその前に一度踏み出してみませんか。

そこには今までとは違う世界が広がっているかもしれません。

今までと同じかもしれません。

でも、”ウラタ”はそこに、生きる(活きる)場所を見出すことができました。

人の数だけ感じ方や考え方、スタイルや善悪があります。

皆さんがウラタと同じであるはずはありませんが、もしかすればウラタにも感じる事が出来た”生きている感”を皆さんも感じる事ができるかもしれません。

”安住の地”問題も、土地や場所にこだわったり縛られる事ではなく、自分が思う事の出来る人達、自分を思ってくれる人達が居る土の上(地球)であること、どこに居ようとも自分の”こころ”次第だという事に、むこう側の世界へ踏み出すことでウラタは気付く事が出来ました。

と、言う事で環境を変える事ができる可能性のある世界へ…
一歩踏み出してみませんか。


『これから旅に出るぞーという方や考えてみようかなーと思われた方々へ!!』

あちら側の世界へドップリはまって沈没したり抜け出せなくなっても、生きる経験値がどんどんレベルアップしていきます!

自分が納得すればどんな形であろうと生きて死ぬ事ができるはずです!

反社会的にも思えますが、あちら側の世界もこちら側の世界もなんの疑いもないこの世のこの世界の現実です!

一度一歩を踏み出してしまえば簡単に行き来できますので、あちら側の世界で生きる(活きる)という事を勉強してこちら側の社会に役立てる事もできます!

どちらへ転んでも、あなたにとって楽しく生きていくことでありますように!

病気や怪我など身体には気を付けてー!

元気に行ってらっしゃいっ。。。





★ ウラタは無宗教で無哲学無知識者な上に無党派層です(笑)そしてやっぱりこの社会に翻弄されているただの一日本人です。ここに記載した文字はそんな一日本人の世迷い事ではありますが、皆様の何かの参考やきっかけにでもなれば幸いと思っております。

旅人の定義など本来なら語るようなものではありません。しかしこのコーナーは旅のマニュアル(笑)ウラタが思い感じた旅人の定義を文字にして残しておきたいと思います。


旅人とは…


― 旅に生き旅に死ぬことができる人 ―

― 土の上、空(宙)の下に生きている人 ―

― 場所や移動ではなく生きることが旅と感じられた人 ―


ウラタは最近、一つの答えにたどり着く事が出来ました。


場所や移動ではない・・・

旅人とは生きること生きていくこと自体が旅と感じられた人の事ではないだろうか!

どんな場所やどんな事をしていても、あちら側・こちら側・宙ぶらりんに居ようとも、生きること生きていくことが旅と”こころ”が感じた人々に与えられる称号…

それが ”旅人” ではなかろうか。。。

とりあえず…本物の旅人に少し近づいた気がしている自信過剰な”旅人ウラタ”は

今の所そんな感じで生きてます(笑)


■使用自転車/GIANTグレートジャーニー2 2003年モデル
(2004年モデル以降はデザイン変更や改良がされています)


■歩きや自転車等の自力旅では通常生活時より死傷する確率が激高になります!旅中は常にセルフディフェンス(自己防衛)を心掛けて下さい。


【自転車旅の危険・注意集】

・『酸欠による思考力の低下』→身体がなれて道路走行経験値が貯まっても思考力の低下は大敵です。フラフラして轢き殺されないように気合いを入れなおして走るか、休憩してリフレッシュしましょう!

・『パンク因子』→ウラタが勝手に名付けた踏むとパンクしやすいものの総称です!俗にガラス(特に茶色い栄養ドリンクのガラスが強敵です)・釘・鉄くず・針金・押しピン・もくねじ・鋭利なプラスチック等の事を指します。車道から弾かれて側道に溜まっていますので前も下もよく見てよけながら走るか、下記ノーパンクタイヤ等をはいてみて下さい。

・『車道と歩道の境目にある各種段差や溝』→浅くても危険です!スピードが出ていたり暗いとわからないので、ハマってコケて骨を折らないよう常に動態視力と運動機能を全開にしておきましょう!

・『トンネル』→特に日本海側や山地ではトンネル内に歩道が無いと思っていた方が心の準備になるでしょう。しかも大型トラックがバンバン走っていますので、後方へのフラッシュライト等を使ったアピールを行わなければ即死が待っています!

・『イヤホン』→走行中は目が45%耳が30%その他体感が5%シックスセンス(直感)が20%位の割合で、危険センサーを働かせてくれていると思われます。音楽を聞きながら走ると50%近く危険察知能力が落ちてしまいますので、死にたくなければ耳を塞がないようにしましょう。

・『雨天の夜道』→ただでさえ雨の日はパンク因子(ガラスや金物)がカモフラージュされて見えないのに、夜にもなれば光りの乱反射で更に見えなくなり音も雨音に消されて危険です。雨夜は走らないようにしましょう。

・『ホモ(ゲイ?)な方々』→何も識らない旅人を公園などで網を張って待っています。必要以上に親切な方には多少警戒した方が良いでしょう(笑)

・『人間』→よく野宿をしていて怖かった事は?と聞かれますが、幽霊や野良犬や暴走族等よりも一番警戒したのは普通に見える人間でした。北海道では人よりもヒグマを警戒しましたが通常は人間が一番怖くて危ない存在です。人の多い都会での野宿には気を付けましょう!

・『抑止力』→都会野宿が避けられない場合は、絶対通行人に見ぜったい見つからない場所を探すか、逆に出来るだけ人に見られる場所で野営し自転車はロックをかけて通行人によく目立つよう立てかけて下さい。通行人の目が抑止力になります。

・『看板を掲げる』→田舎でも都会でも公園や道の駅等で野営する時に、不審者として通報されないよう旅人をアピールできるもの(旅自転車など)を通行人からよく見える場所へ看板代わりに置き、旅人が野宿している事をアピールしましょう。

・『身分証明書』→旅において野宿又は移動中に警察官による職務質問が何度かあると思います。その場合無駄な抵抗はせず素直に免許書や健康保険を提示すれば好意的に扱っていただけますので、身分を証明するものは必ず携帯しておきましょう。

・『職務質問されやすい人』→日本全国には正体不明な流浪の自転車旅おじさん達が多数移動しています。ママチャリやボロボロな装備をした旅人には不審者と判断した警察官が毎日のようにアタックしてくる可能性がありますので、わずらわしさを感じたくない人はこぎれいな格好をして、ある程度の自転車に堂々と乗って不審に思われない旅人をアピールして下さい。

・『道路交通法』→自転車は軽車両で車やバイクに近い扱いとなります。基本的に子供や老人以外は車と同じ車道を走り(例外は認められています)赤信号は止まり飲酒運転は数十万の罰金で、歩行者を保護するように法律で決まっています。何より他の自転車旅人のイメージも悪くしてしまいますので信号無視は絶対やめましょう!



■旅と風向き/地形効果・雨・上昇気流等で複雑にはなりますが、基本的に風は気圧の谷や低気圧へ向かって空気が動く事で起こっていますので、低気圧が西に多い春から秋にかけては東へ向かうと向かい風となり、冬は逆に西に向かうと向かい風になりやすいと思います。低気圧や気圧の谷(雨)が通り過ぎると通り過ぎた方向へ風が吹くので、春から秋でも東方向に追い風はおこりますが、裏返すと風が吹く方向に雨があるとも考えられます。※注)上記はウラタの体感なので保証はできません(笑)


■旅と住み込みアルバイト/聞いた話しで、北海道の有名所には『サケ』『昆布』『農業』『酪農』『馬』『ホテル』『スキー場』等があります。内地(本州では)長野の『高原野菜』愛知の『クルマ工場』四国愛媛の『みかん』。沖縄では『観光』『サトウキビ』『もずく』『パイナップルなど果物系』のアルバイトがあります。


■お勧め装備
・『タイヤ/シュヴァルベマラソン2』→8000キロ近く日本の道を走り抜いてもノーパンクノーチェンジ(前後のタイヤローテーションは1回行いました)というスーパータイヤです。一度画鋲が刺さったまま走っていた事もありました。が、タイヤが擦り減って来ると点字ブロックや鉄板の上で滑りやすくなるという弱点もありますのでお気を付けて下さい。そして絶対パンクしないとは言い切れませんので用意と心構えは常にお持ち下さい。

・『スポーク/ホイルスミス ダウンヒルスポーク13-14』→これは付け根が太くなっているスポークで、約8000キロ荷物満載旅自転車を走らせても一切折れる事がありませんでした。
シュヴァルベマラソン2タイヤと合わせて使用すればかなり心強い味方になります。

・『折り畳み式カセットガスコンロ』→カセットガスボンベはコンビニでも置いてあるので便利です。

・『パスタ』→スパゲティーは安価で腹持ちが良いので好きなレトルトパックと一緒にどうぞ。

・『バイク雑誌付録の北海道マップ』→ライダーハウスやキャンプ場、観光スポットや施設等の情報満載バイク雑誌付録です。ツーリングGOGOの0円マップが見やすいと思います。


■罠
予告無しに突然現れるガードレール等の袋小路や、壁・階段・段差に切り替わる恐怖の歩道等をウラタが勝手に対旅軽車両用トラップを総称して”罠”と呼んでいます。日本の道の至る所に存在しますのでお気を付け下さい!!!


■不思議なこと
北海道から沖縄まで日本全国津々浦々の歩道にはバナナの皮がポツポツと落ちています(笑)あれはいったいなんなのでしょうか?マリオカート?もし旅人か自転車に乗っている人がやっているのなら許されない行為ですので、歩道ではなくゴミ箱か土の上に捨てて肥料にしてあげて下さいね。

更新/2009年8月29日

旅人ウラタ的に平たく言うと、あちら側とは旅人達の世界。こちら側とは大多数の方々が普通に暮らしている社会世界のことです。

こちら側とは…、知らない間に情報が溢れ超高速で流れていた社会。その流れに乗り遅れないよう振り落とされないようしがみつきながら頑張って歯を食い縛って生きて行かなくてはいけない社会。振り落とされ取り残された多くの人々の”こころ”が彷徨う社会。

あちら側とは…、自己責任で己が流れるスピードを作り出し、自己責任で己を生かすことのできる世界。こちら側の社会とは時間の流れが異なるため時間の狭間で孤独感を楽しめる人達が生きている世界。全国に散らばる顔見ぬ旅仲間達と”こころ”で繫がる事ができる世界。全国の無償の愛を感じる事が出来る世界。ウラタは生きている感を感じる事が出来た世界。

そして…、こちら側からあちら側へ行く為には、重くて分厚くて距離感や不安感のある”こころ”という扉を開け、しがらみを振り払い、勇気を出して一歩を踏み出さなければなりません。が、一歩を踏み出す事によって、裏から見るその扉がハリボテの隙間だらけのいつでも開けられる軽々としたものだという事に気付く事が出来ると思います。。。
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